バジル
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バジル Ocimum
basilicum
香辛料としてもお馴染みのバジルのスパイシーな香りは、鮮やかな緑色の柔らかい葉と白色や淡いピンクの色の花をつけるハーブです。
バジルのエッセンシャルオイルは、少し甘みのあるくっきりとしたスパイシーな香りがします。
バジルはアジアおよび太平洋諸島が原産のハーブです。現在では地中海沿岸地域、アメリカ、マダガスカルなどで広く栽培されており、非常にたくさんの種類があります。
バジルの名前の由来は、「王」を意味するギリシア語の「バシリコ」からきています。バジルのハーブは、古くから料理や薬用に広く用いられ、親しまれてきました。古代エジプト、ギリシア、ローマでは視力低下に効く薬草と考えられていました。バジルの香りに意識を覚醒させる効果があることが知られていました。またインドの伝統医学、アーユルベーダーでは、咳や喘息など呼吸器系疾患の治療などに広く用いられています。16世紀には既にエッセンシャルオイルが生産されており、胃腸障害の治療や抑うつの解消目的に用いられていたと言われいます。バジルのハーブは食欲をそそる香草としても有名ですが、特にイタリア料理には欠かせないものとなっています。
バジルの香りには、精神的な疲れを癒し、感覚を鋭敏にして集中力を高める働きがあるとされています。仕事や勉強で疲れを感じたときには芳香浴で使ってみてください。長時間パソコンを使用する方や、頭痛、偏頭痛、肩こりのある方には、アロマバスでの使用もおすすめです。鼻づまりやせきなどの呼吸器系の不調、消化不良にも有効と言われており、吸入やマッサージでも使用されます。但し、敏感肌の人には注意が必要です。
バジルのエッセンシャルオイルにはいくつかの種類がありますが、エストラゴールと呼ばれる物質が多く含まれているタイプのものは、使用には適していませんので注意が必要です。
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科名 |
シソ科 |
主産地 |
ヨーロッパ |
抽出方法 |
水蒸気蒸留法 |
抽出部位 |
開花時の先端部 |
ノート |
トップ |
主要成分 |
リナロール シネオール シトロネロール |
作用 |
消炎 緩和 |
適応 |
咳、喘息などの呼吸器系疾患 消化器系機能亢進 集中力低下 |
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