スペアミント
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スペアミント Mentha
spicata
ミントには交配種を含めると120以上もの種類がありますが、スペアミントは比較的原種に近いものです。最も有名なペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種にあたります。スペアミントの「スペア」は「槍」という意味です。スペアミントの葉の先端が尖っていることからこの名前が付いています。90cmほどの高さにまで生育し、紫色の花を付けるシソ科の多年生植物です。地中海沿岸地域が原産ですが、ペパーミント同様香料としての需要が高いため、現在ではアメリカ、アジア、イギリスで広く栽培されています。特にアメリカでは栽培が盛んで、毎年1万ヘクタール以上の作付けが行われています。
スペアミントのエッセンシャルオイルは、ペパーミントに近い香りがしますが、ペパーミントよりも若干甘みがありマイルドな芳香になっています。これはペパーミントには含まれるメントールという成分がスペアミントには含まれていないためです。スペアミントの香りは、精神的に疲れを感じるときに心を刺激して元気付けてくれます。二日酔いや時差ぼけで頭がすっきりしないときにも、効果があります。時間のない朝には、マグカップに電気ポットのお湯を注いで、1〜2滴落として香りに浸ってください。手早く意識をはっきりとさせることができます。ペパーミント同様、胃腸の働きを促す作用があり、胃の痙攣や吐き気、シャックリに効果があるとされています。
スペアミントは、ペパーミントなどの他のハーブと同様にやはり古代より親しまれてきた植物です。古代ギリシアでは強壮剤として扱われ、浴用に使われていました。中世には、口腔ケアに使われていました。現在では、ペパーミント同様にお菓子やリキュール、お茶などの香り付けに広く用いられています。
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科名 |
シソ科 |
主産地 |
アメリカ |
抽出方法 |
水蒸気蒸留法 |
抽出部位 |
開花時の先端部 |
ノート |
トップ |
主要成分 |
ミルセン リモネン カルボン シネオール |
作用 |
消化器系機能調整 中枢神経系機能亢進 |
適応 |
胃腸の不調 心身の疲労 |
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