スパイクラベンダー Lavender
latifolia
数多くのハーブの中で、人気・知名度・売り上げ・使用範囲の広さなど、どんなジャンルでも上位に入るのがラベンダーです。
ラベンダーは地中海地方原産・シソ科の常緑多年草で、 高温多湿の日本では栽培が難しいと言われています。しかし日本の風土にあった品種改良も盛んに行われています。日本では、夏涼しく梅雨のない北海道が有名産地になっています。
ラベンダーの学名につく「Lavandula」はラテン語の「lavare(ラヴァーレ)=洗う」から由来しています。昔から使われてきたハーブで、鎮静・殺菌・防虫作用が重宝されたようです。古代ローマ人はラベンダーの水で体や衣類をすすいだそうですし、傷の手当や痙攣やてんかんを鎮める薬として、傷の手当、子供の虫くだし、タンスに入れて虫よけにも使われました。また香りもよいので、イギリスのエリザベス朝やスチュアート朝の頃は人気の高い香水として利用されました。
ひと口にラベンダーと言っても、現在数百種類あり、それを大きく分類する5つのグループがあります。スパイカ・ストエカス・プテロストエカス・カエトスタシス・スプヌダがあります。
そのスパイカとストエカスの中から、よく聞いたり見かけたりする種類をご紹介します。こちらでご紹介しているスパイクラベンダーとラベンダー(真性)はスパイカのグループに属しています。
鎮痛剤、抗うつ剤、抗リウマチ剤、防腐剤、消毒剤、抗菌剤、抗けいれん剤、傷跡の癒し剤、鼻づまりの緩和剤、利尿剤、カビ止め剤などなど多様な働きで知られています。スパイクラベンダーの香りは真正ラベンダーと同じようですが、ラベンダーの中では強い樟脳の香りです。試験や人前に出る時の緊張、のどや鼻風邪、消化不良、リフレッシュ、外傷、水虫、肩こり、スポーツ前後のマッサージ、冷え、むくみに。
妊娠中の方はご使用をお控えください。
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