ミルクシスル
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ミルクシスルはヨーロッパで絶大な人気を誇っています。2000年以上も前から医療に用いられていると言われています。ヨーロッパでは盛んに研究が行われ、ミルクシスルは肝臓の機能を高め、肝細胞の再生を促すことが分かっています。ヨーロッパでは医薬品として製品化されています。
ミルクシスルは赤紫色の花をつけ、その種の中に肝臓に薬理学的な効果をもたらす成分が含まれています。シリマリンというフラボノイドを含有しています。
ミルクシスルの活性成分は、抗酸化作用を持ったシリマリンと呼ばれるフラボノイドの複合体です。ミルクシスルだけに存在するシリマリンは、広範囲な研究によって、健康な肝細胞の損傷を予防する一方、傷ついた肝臓の細胞を再生することがわかっています。
ミルクシスルは1%以下の人に胃の不調のような軽い副作用が報告されているだけです。妊娠中や授乳中の女性の人でも安全とされます。一過性に便が軟らかくなることがあります。ミルクシスルに毒性,処方薬との相互作用の報告もありません。
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ミルクシスル
Silybum marianum
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科名 |
キク科 |
原産地 |
ヨーロッパ |
別名(和名) |
マリアアザミ オオアザミ |
有効成分 |
フラボノール(シリマリン) タンニン アルカロイド |
効能 |
アルコール性肝炎 ウィルス性肝炎 慢性肝炎 など肝臓 胆のうの修復および機能亢進とそれに伴う強壮 病中病後の免疫力低下 |
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