栄養の基礎知識
栄養の基礎知識
├- タンパク質について
├- 糖質について
├- 脂質について
├- ビタミンについて
├- ミネラルについて
└- 食物繊維について
糖質の構成単位 |
単糖類:
ブドウ糖、果糖など。 |
二糖類:
麦芽糖、ショ糖、乳糖など。 |
多糖類:
でんぷん、グリコーゲン、
セルロース、食物繊維、
ペクチン質 など。 |
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糖質
主な働き: |
1g当たりのエネルギー量は脂質の半分ほどですが、脂質に比べて燃焼のスピードが速いという特徴があります。
また、脳や神経系に対する唯一のエネルギー源としても重要です。すぐにエネルギーを補給したいときにはもちろん、寝起きの頭などにカツを入れ、頭の働きをよくするためにも役立つというわけです。
その他、身体を構成し、筋肉の運動や体温を維持する栄養素としても欠かせません。
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摂取量の目安: |
三大栄養素の一日の摂取エネルギーバランスは、タンパク質から15%、脂質から25%、糖質から60%の割合が適正とされています。この糖質の部分を重量に換算すると、一日2000キロカロリー必要な人なら、300gが目安になります。
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上手な摂り方: |
糖質には、穀類やイモ類、豆類に含まれるでんぷん、砂糖のショ糖、果物に多いブドウ糖、果糖、牛乳の乳糖、アメの麦芽糖などがあります。一般的な供給源としては、でんぷん、ショ糖の2つです。しかし、ショ糖は消化・吸収が速く、血糖を急上昇させ、インシュリン分泌への負担が大きく、また肥満を招きやすいのです。
出来れば、糖質はでんぷんで摂るようにしたほうがいいでしょう。
また、糖質を効率よくエネルギーに変えるには、ビタビンB1が必要となります。玄米や胚芽米などは、でんぷんとともにビタミンB1も豊富に含まれているので、理想的な主食と言えます。 |
注意点: |
糖質を摂りすぎると、消費しきれない余分なエネルギーが脂肪になり、肥満を招く結果になります。動脈硬化の原因にもなります。
しかし、糖質が不足すると、バテやすくなり、頭の働きも鈍ったりします。ホドホドに摂ることが大事です。
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