ジャーマン
カモミール
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ピーターラビットのお話にでてくるハーブです
ヨーロッパのハーブ療法を代表する植物です。学名のmatricaria
はラテン語のmater(母)とmatrix(子宮)に由来しています。ヨーロッパでも”母のお茶”として知られ、このことがこのハーブの効能を象徴しています。
カモミールにはいろいろな種類がありますが、ジャーマン種とローマン種が使用されています。特にジャーマンカモミールは味も香りも高く美味しく飲まれています。
カモミールの効能の一つ目は婦人科系に対してです。女性が気分的に塞いだときや、ストレスからくる腹痛や生理痛にもカモミールを飲むと効果があります。1600年代からヨーロッパの人々は不眠症、神経痛、腰痛、リウマチの治療にカモミールを使っています。
二つ目の効用しては、幼児の風邪や腹痛などの小児科系に対してです。寝つきの悪いときや、風邪、腹痛、下痢などのときに飲ませます。子どもにはうすめに入れ,蜂蜜を入れた方が飲みやすいでしょう。
鎮静作用がとても高いので、夜寝る前にゆったりとした気分の中で、カモミールを飲むとぐっすりと眠れます。
ヨーロッパでは「風邪をひいたらカモミールティー」という言葉があるように、このティーを風邪の初期に飲むと、とても効果があります。その他、お腹が痛い時や下痢をした時にも、効果があると言われています。
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ジャーマンカモミール Matricaria chamomilla
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科名 |
キク科 |
原産地 |
ドイツ |
別名(和名) |
マンサニーア カミツレ |
有効成分 |
精油(アズレン誘導体 ビサボロール誘導体) フラボノイド (ルチン クエルシメリトリン) 植物酸(吉草酸) 青酸配糖体 サリチル酸誘導体 コリン タンニン |
効能 |
ストレス性の胃潰瘍などの神経性の消化器障害 月経前症候群 不眠 風邪 インフルエンザなど |
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